「仕方ねぇなー」

そう言うと
私の上に覆い被さり

唇を重ねると

「んっ・・ちょ・・んっ」


やばい、これは・・・

さっきと同じ状況で
また変な声が・・・

だ、だめだ!

輝樹の体を
両手で突っ張ると


「ははは、また感じた?」


「も、もう!最悪!」


「そう怒るなって。
悪かった悪かった、よし
寝るか。」

そう言うと

おでこに軽くキスをして
横に寝転がった。


私ってば・・・・


一体 どんだけ
輝樹に欲情してしまってんのよ・・・

キスだけで・・・


あーもう!

恥ずかしい、
恥ずかしすぎる。

でも・・・・

肌同士が触れ合って・・・

幸せで・・・

思い返して恥ずかしい反面

幸せすぎて涙が出そうになって
キュッと歯を食いしばった。