「変な男って俺の事か・・?
そもそも男ひっかけって・・・
もう4時過ぎてるぞ?」


あかりさんの行動に
思わず
2人で驚きと共に笑いがこぼれた。


そして、
ふと目が合った瞬間


「あー やっぱ
そのキスマークは腹立つな・・」


去川さんにつけられたキスマークの部分を指でなぞると、



そのまま
輝樹が私の顔を見つめ



「お前、ひでぇ顔だなー あはは」


と、一言言うと笑い・・・

せっかく いいムードだと思っていたのに ほんっと この男ってば・・・



「ひどい顔って・・・・
誰のせいだと思って・・・
・・んっ」


言い返す途中で
唇を唇で塞がれた。

突然の事に 目を閉じる事も忘れ
輝樹の長いまつげを見てしまっているという・・・

そんな中
輝樹の目が開き


「おっ前なぁ・・・
何か視線感じると思ったら
クソガキじゃねぇんだから
目くらい閉じろって!」


「あ、うん・・・・」


とは言ったものの
何だか、こうしてると
目を瞑るのが
すごく もったいなくて・・・


この時間が最高に幸せで仕方がないんだもん。