「なっ!?何なの?
っていうか あんた何!?」


「だぁかぁら、私は
お隣さんだってば。
あんた人の話聞いてんの?
あー 聞いてないから
輝樹呼び出すんだもんね。
ごめんごめん、自己中女には 何言っても無駄かー」


そう言いながら
たばこに火をつけると


「ごめん、春菜
お水くれる?
なかなか酒抜けなくて
まだグラグラするー」


「あ、うん」


考えてみたら
あかりさん
夜の仕事で疲れて帰ってきて
寝てたとこで
こんな大騒動に巻き込んで・・・

そうだよね・・・

何か、ほんと
迷惑かけっぱなしだ・・。



「はい、大丈夫・・・?」


「大丈夫大丈夫 あんがと。
さてと、では本題に入りますか。
そうそう でね、
春菜達別れるからさ」


そこまで言うと
水を一口飲んだ。


一体 何を言うんだろう・・・