知らない番号・・・。
「もしもし？」
「あっ、お嬢？」
お嬢？って事は・・・
「ジュンさん？」
「おっ、大正解！」
「何で私の番号・・」
「まぁ、まぁ それは置いといてー
とおるとケリついたよ。
お嬢が言ってくれたんだって？」
「え、あ・・・私は何も・・
どうなったの・・？」
「んー別れた。きれいさっぱり。」
「・・・そっか」
「でも スッキリしたからさ。
とりあえず お嬢に礼言っとこと思ってさ」
「そ、そんな私は何もしてないから・・・
むしろ ご迷惑を・・・」
「んな事ないって！
で？お嬢は 彼氏と仲直りした？」
「あ、うん・・・
でも、また さらわれて行っちゃった・・」
「へ？さらわれたって
その女に？」
「うん・・・・・
ずっと このままなのかな。
昨日はね・・・
それでも大丈夫、傍にいれればいいって思ってたんだけど
やっぱ・・・
優先されると・・
きっついよねぇ・・・あはは・・」
「だいじょぶ？」
「大丈夫じゃないかもー
なんて・・ね。
あ・・・ごめん、
ごはんの準備 途中だったんだ、
またね、ありがと・・」
「え？ちょちょ・・お嬢！」
話してると だんだん
泣きそうになっちゃうから・・・
勝手に切ってごめんね・・・
