年上男子は危険な香り。


急かすように席に誘導する。
いやもう外に追い出したいくらいなんだ
けどそれは


クビになりかねない。


「ご注文がお決まりでしたら声をおかけ
下さい(あたし以外に)」


ちゃんとかっこの部分も伝わるように
言った。

もう、なんだよこいつ・・・。


とぼとぼ歩くあたしを誰かが呼び止める。



「翠ちゃんっ、あのイケメンさんと知り合い
なのー!?」

「え?イケメンですか・・・?」


誰かと思ったらバイトの先輩だった。

しかもイケメンってまさか・・・
視線の先にはやっぱりお兄ちゃんがいた。



「しかも茅速くんの知り合い?イケメンは
友達もイケメンなのね」



そ、そうゆうものなのだろうか?

確かにお兄ちゃんはモテるし王子様オーラ
出てると思う。


だけど、あれイケメンか?