年上男子は危険な香り。


あたしは茅速さんから少し下がって
ついて1階に向かった。



「あ、さすが茅速。翠が機嫌直した」

「う、うるっさいな!」


なんだよその見透かした感じは!!
機嫌は直ってないですけどね!?

そろそろお皿洗おうかなって!



「翠ちゃーん俺に会いに?」

「・・・」


違うけど・・・

本当ははっきり茅速さんと言ってやりたい
のに・・・

今はその名前すら出せないんだけど!?



「あれ、否定なし?しかも翠ちゃんまだ
顔赤いよ?」

「はっ?そんなことないです」

「いやー、俺なんか心も奪っちゃったー?」



・・・え、なんでこの人自意識過剰なの。

ありえないだろそれは。



「今日は嫌でも一緒じゃん♪」

「さっさと帰ってください」


そうだった、泊まるのか。