茅速さんは断じて悪くないっ。
「あ、でもどうしてあたしの部屋に?」
聞くべきことがあったとゆーのに
あたしはなにアホかましていたんだ。
「いや、やっぱり翠ちゃんが心配でさ見に
きちゃったよ」
「えっ!心配して下さったんですか!?
ありがとうございますっ」
あー、
やっぱりあたしは茅速さんが好きだ。
いつも優しいからその優しさであたしも
笑顔になってしまう。
「ごめんな、遊も悪気があったわけじゃ
ないから」
「はい、あの人は完全にあたしをからかっ
てるんですよね!」
悪気なんかあったらぶっ飛ばしてたとこ
ですよ。
「なんだか、悔しいな・・・」
「え・・・?」
茅速さんの言葉がよく聞き取れず、
耳を傾けたとき
なんだか大人っぽい甘い香りがした。
これは・・・
香水の香りなのかな?


