次の日・・・

やばいほど緊張しています・・・
いよいよ部活スタートです。
やっていけるのでしょうか。少し不安。

でも、頑張るって決めたんだから頑張らないと。

私は更衣室に向かった。

旧校舎だから更衣室もとても古い。
私はドアを開けるともう未来さんが来ていた。

「あら、舞恋ちゃんおそかったね。」

昨日のことは嘘かのように未来さんはニコニコしている。

「あ、うん。」

私は荷物を置き、着替えた。
未来さんは足が細くてスタイルがいい。
野球部のみんなデレデレだろうな。

「じゃ、私先に行ってるから。」

未来さんは先に出て行ってしまった。
私も急がないと。

私は走ってグランドへ駆けつけた。

えっと確か準備だよね。
なんとか走って未来さんに追いついた。

「準備しなきゃですよね。」

「うん。」

なぜか男子がいるからなのか、やけに態度がいい。

私は未来さんについていき、ボールを倉庫からだした。
とはいっても、すごく倉庫が汚い。
いつか掃除しないと・・・一体いつから掃除してないんだろ・・・

「あ、新人マネージャーだよね?」

「あ、はい・・・」

私は軽くお辞儀をした。多分キャプテンなんだろう。
すごく背が高いな・・・

「俺、キャプテンの西村隼人だからよろしく。わからないことあったら聞いて。」

「はい。分かりました。」

明るく返事をしたのは横にいる未来さんだった。
私は軽く頷いた。

「準備おわったら自己紹介してもらうから。」

そう言うと西村先輩はみんなのところに行ってしまった。

結構準備も大変だな。
私と未来さんは準備が終わりみんなのところに駆けつけた。