暴走族のヒミツの寵愛姫☆




「乗れるよ!馬鹿にすんなっ!!」



あたしは勢いよくバイクに跨った。



そして、どうだと言わんばかりにフンっと鼻で笑ってみた。



って…しまった!!



調子に乗りすぎたー!!



何サラッと乗ってるのあたし!



バリバリ関わっちゃてるじゃん!!



「着いた。おりろ」



「おりるのは無理」



あたしはどうもおりるのが苦手で…。