暴走族のヒミツの寵愛姫☆




「覚えてないの?」という蓮。



あ、あたし…甘えてる時の記憶はほとんどなくなっちゃうんだ。



なんてたちの悪いあたし。



「申し訳ないんだけど、甘えてる時の記憶はほとんどなくなっちゃうの」



「あ、そうなの?」



蓮もそれなら仕方ないね…という感じで眉毛をはの字に下げている。



「おはよう、姫奈ちゃんと蓮と真と隼人」