「今から、この子を変身させます。」 断言して、作業にとりかかった。 まず、着替えから。 服はとりあえず、凛子のクラスの出し物であるチャイナ喫茶のチャイナ服を借りた。 もちろん、カーテンで私たちは囲われている。 「凛子、メイクしたことは?」 「ないです。」 「…眉毛の手入れはしてるよね?さすがに。」 「一応、不潔でない程度には…。 」 前髪をあげると、なるほど。 結構キレいじゃん。 「じゃぁ、とりあえずメイクからはじめるね。」 そして入念に凛子の顔をいじりはじめた。。。