「曲名は何だったんですか?」
後方を歩く刻重さんの声。指を口元に当て、くすくす笑っている。
俺は絞められつつも息絶え絶えに
「あれは、レクイ、エムです。楽器編隊や、楽譜からわかり、ましたね。長くて退屈、だったでしょう」
「そんなことありません!」
両手を振りながら必死に否定する刻重さん。
なぜか、かかとへの攻撃が強くなった。
後ろ手。
刻重さんは目を細めて
後方を歩く刻重さんの声。指を口元に当て、くすくす笑っている。
俺は絞められつつも息絶え絶えに
「あれは、レクイ、エムです。楽器編隊や、楽譜からわかり、ましたね。長くて退屈、だったでしょう」
「そんなことありません!」
両手を振りながら必死に否定する刻重さん。
なぜか、かかとへの攻撃が強くなった。
後ろ手。
刻重さんは目を細めて

