あぁ……よかった。
俺は胸を撫で下ろす。
貴婦人が着替えでもしていたら俺の学園生活がさっそく終止符を打つところだったのだ。
安堵から情けない顔していた俺を見るコト姉。
コト姉は暖かくふっくらとした笑顔をしていたが、少しずつ困ったようなそれでいて楽しそうな笑顔に変えた。
そして左を見ろと言わんばかりに、しとやかに指を示した。
指を追う。
俺は胸を撫で下ろす。
貴婦人が着替えでもしていたら俺の学園生活がさっそく終止符を打つところだったのだ。
安堵から情けない顔していた俺を見るコト姉。
コト姉は暖かくふっくらとした笑顔をしていたが、少しずつ困ったようなそれでいて楽しそうな笑顔に変えた。
そして左を見ろと言わんばかりに、しとやかに指を示した。
指を追う。

