School Daysなレクイエム!

数回、明滅を繰り返し部屋が明るくなった。
救世主が照明のスイッチを入れたのだ。
少しの間の後に「あれ?」と驚きを含んだ顔で、

「舜君じゃない、どうしてこんな所にいるのよ?」

「コト姉……」

不安げな視線がこちらに向けられていた。
明るい赤髪に対比する、暗い表情。部屋の隅でうつむいていた俺を心配したようだった。
そんなやさしさが、絡まった感情の糸をほぐしてくれた。

気付いたら抱きついていた。