非日常を紛らす日常の一片。
それを見て心が静かになったのは、安堵ではないと思う。
身体と頭は熱を帯びているが、役に立たないこともなくなっていた。芯が冷めていくうちに次の動作を模索する。でも『逃げよう』とか『見なかったことにする』とか、恐らく人間らしさの欠如した考えばかりが浮かんで、自分のことをますます嫌いになった。
自嘲する。
そういう考えはもう持たないと決めていたはずなのに。
他人と同調し、自らの場所を得る。それを忌み嫌う人もいるけれど、できない奴から一人になっていく。少ない人生経験の中でも、そんな簡単なことは理解しているつもりでいた。それなのに不測の事態が起こってしまえば、容易に大切なものを捨てていく。
虚栄とか偽善に似ているような『道化』というものを、手放せないで隠し持っているのだ。親しい友人との間でも、きっと。
それを見て心が静かになったのは、安堵ではないと思う。
身体と頭は熱を帯びているが、役に立たないこともなくなっていた。芯が冷めていくうちに次の動作を模索する。でも『逃げよう』とか『見なかったことにする』とか、恐らく人間らしさの欠如した考えばかりが浮かんで、自分のことをますます嫌いになった。
自嘲する。
そういう考えはもう持たないと決めていたはずなのに。
他人と同調し、自らの場所を得る。それを忌み嫌う人もいるけれど、できない奴から一人になっていく。少ない人生経験の中でも、そんな簡単なことは理解しているつもりでいた。それなのに不測の事態が起こってしまえば、容易に大切なものを捨てていく。
虚栄とか偽善に似ているような『道化』というものを、手放せないで隠し持っているのだ。親しい友人との間でも、きっと。

