緩やかな月光が窓から差し込み、扉を背にする俺を照らす。ほこりがキラキラと輝いて見えた。それも次第にかすんでいき、足の力が入らなくなった。扉に背をつけたまま、その場に崩れる。 寒くもないのに手は震え、口元は微震し、目は虚ろ。過呼吸に陥ったように呼吸が早い。額の汗が頬をなでていく。