――冷えるな
まだ四月上旬。
息が微かに白い。
なぜ刻重さんはこんな場所を選んだのだろう。違う選択肢もあったように思う。もちろん部室や俺の家でよかったはず。まだ肌寒いここは、長い話をするのには不向きだ。
すぐに済む話なのか?
そんな思考が頭を走る。しかし、結論は出ない。
考えている内に頬を伝うものがあった。
まだ四月上旬。
息が微かに白い。
なぜ刻重さんはこんな場所を選んだのだろう。違う選択肢もあったように思う。もちろん部室や俺の家でよかったはず。まだ肌寒いここは、長い話をするのには不向きだ。
すぐに済む話なのか?
そんな思考が頭を走る。しかし、結論は出ない。
考えている内に頬を伝うものがあった。

