School Daysなレクイエム!

桜。
近付くにつれて大きくなる桜は、上が見えない程だ。時刻が時刻なので、照度的な意味も持つが、それでも純粋に高い。首が痛くなった。

髪のような枝を分け、その下で彼女を待つ。
中は、枝がドーム状に垂れ下がりさらに暗かった。だが、その暗さが逆に安心感を与えてくれるような感覚。枝との間から漏れる月光が、所々、中へ落ちていた。