「痛っ……」
踊りが止まった。
一緒に踊っていた影も止まる。途端、激昂する夏奈。
「今、足踏んだでしょ!」
夏奈は夏穂を強引に突き飛ばし、距離を取った。後ろによろめく夏穂は申し訳なさそうにうつむいていた。
ちょっとした、いざこざだろう。お叱り頂戴、妹の夏穂。大変好ましい。花丸だ。
その夏穂の口が“ごめんなさい”と動くより先に
「いつもとろいから大嫌い!」
姉の手が妹の頬に高速で衝突した。
踊りが止まった。
一緒に踊っていた影も止まる。途端、激昂する夏奈。
「今、足踏んだでしょ!」
夏奈は夏穂を強引に突き飛ばし、距離を取った。後ろによろめく夏穂は申し訳なさそうにうつむいていた。
ちょっとした、いざこざだろう。お叱り頂戴、妹の夏穂。大変好ましい。花丸だ。
その夏穂の口が“ごめんなさい”と動くより先に
「いつもとろいから大嫌い!」
姉の手が妹の頬に高速で衝突した。

