だから、無事でいてくれ…頼むから… 「填、もういい」 俺は填に言った 「自分の妹の敵は自分でとるよ」 「…分かった」 そして、 「隙をみて美亜を助けてくれ」 填はコクンと頷き俺から離れた 「あれ?悠哉さん、俺と怠慢してくれるんですか?」 怠慢…か… 「いや?」 え?、と瑠樹亜も填も俺を見る 「怠慢なんかフェアな事はしねぇよ、 ただ俺がお前を殴る、それだけだ」