ならその脳どうにかしろよと思ったが王子様な青嵐は口には出さずに改めた。 「…先生が一人では『デキない』って」 「うぁああ!トラちゃん先生をバカにするなぁ!」 「うぁああ!トラちゃん先生と『デキない』ってなんだよぉお!色々想像しちゃう自分が憎いよぉおお!」 「包み隠さず教えて下さい!おねがいだよぉおお!」 何やら先程から絶叫されっぱなしで、面倒になった虎子が煙草に火をつけた。