「私は教師で、導くんは生徒。こんな関係やっぱり変よ…!」 机を挟んでの虎子の言葉に、青嵐が人当たりのいい笑顔を浮かべる。 「今更止められないでしょう?それに先生だって困るはずです」 何やら怪しい話にボンボン達の鼻血は止まらない。 「だけど…導くん。私もぅ上手くやれる自信ないわ…」 机につっぷしてしまった虎子に、青嵐は王子様の称号を無視して窓の外を見る。