あなたとなら、何でも幸せで 何気ない一言が、宝物で 毎日、毎秒が恐ろしい速さで思い出に変わることは、 …知らなくて だからあの瞬間《トキ》、私の心は崩れていきそうだった …今はただ、悔しくて悲しくて辛くて仕方がないのに、 ―――何故か涙が出ないの それは 私の瞳《め》があなたを記憶しないのかな? 夏の太陽に照らされて、儚く消え去ったのかな? …私はあなたを忘れたのかな? …それとも【忘れたい】のかな…