ダイニングルームに入るとお父さんと涼子さんが既に座っていた。


「こんばんは」
思わず頭を下げた。


「ハハッ、部屋はどう?気に入ったかな?」
お父さんが聞いてきた。

「はい、とてもステキなお部屋で感動しました」

「フフッ、それは良かったわ。食べましょう」
涼子さんがニッコリ微笑む。


3人で話をしながら、食べた。
お料理は豪華でどれも美味しくて、何度も「美味しい!」と言ってしまった。

その度に「良かった」とお父さんと涼子さんは笑っていた。


とても良い雰囲気でここでの生活はうまくいきそうな気がした。