今日は疲れた。
片付けは明日でいいかな…

積まれたダンボール箱を横目で見た。

ベッドで横になっていたら、何だか眠くなってきた。
ウトウト…


コンコン


何の音?
目をゆっくり開けると見慣れない天井…


「真那さま、お夕食の準備が出来ました」


ガバッと飛び起きた。
少し寝てしまっていたようだ。

周りを見渡す。
ここは加賀見家だ。

寝ぼけている頭を起こし、岡本さんの後をついて下に降りる。


「真那さま、こちらです」

ダイニングルームのドアを開け、岡本さんが案内してくれた。