恋*詠歌

次の日も、あの女の子の事が気になっていた。


今夜も来てるのかな?


昨日と同じ時間に、そーっと家を抜けだし、愛車(チャリ)で教習所へ向かう。



いつもならあっという間に着く距離なのに、向かい風のせいで、ペダルを踏んでも踏んでも前に進まない。



とにかく夢中でチャリをこぐ。



ようやく教習所が見えてきた。