「お前は、誰にも渡さない。そして俺は、どこにも行かないから。」 「………」 本当に…? もう私のアイツになっていた。 「うん。私も!」 もう迷わない。 二人でゆっくり進もう。 二人でたどり着こう。 一緒だから、生まれたときから、アイツと私は繋がっている。