「先輩!」 悩んでるあたしの背後から声がしてビクッと肩が跳ねた。 急に話し掛けられると、心臓に悪いでしょ!? なんて思いながらも、言葉にできない自分。 話し掛けてきた人が誰かわかっていたから…。 あたしはギコチなく振りかえった。 振り返った先にはニコニコした諒くんが立っていた。