キミと一緒に。【完】

新太と別れ、加菜恵のもとへ戻ると、倉元が「休憩」と言いながら、現れた。

水筒を片手に、汗だくだけど、まだまだ元気そう。



「室岡は良いな。偉大な兄貴が居て」



「家ではただのオッサンだよ。
呑んでるか、呑んでるか…」



「ハッ!最高じゃねぇかよ!」



…何が“最高”。

倉元も将来、飲んだくれになるんでは?

そんな心配、私には関係ないけどね。