キミと一緒に。【完】

それでも、由斗に頼まれてボタンを縫ったユニフォームを渡しに行き、「頑張って」と伝えた。



「終わったら、またたこ焼き行こうな?」



「ダメ。反省会あるでしょ?
それに、身体を労って休むの」



思った以上に、昨日のたこ焼きにハマったらしい由斗を部屋へと返し、私も兄貴と新太と広間を出た。

お預けを食らった私と新太も、やっと朝食にありつける。