キミと一緒に。【完】




翌日、第2試合目に、由斗たちが1回戦を迎える。

兄貴も新太も、今日は応援する気が満々。

朝食を終えた所に乱入し、喝を入れてる兄貴に対し、選手たちも気合い充分。

しかし、私と新太は我が兄が恥ずかしく、大広間の隅で恐縮。



「何であれが兄貴なんだ…」



「わかりません…;;」



穴があったら兄貴を沈めて、私も中に入りたい。

それ位、恥ずかしい。