「のんちゃん、まだ治らない?」



「これ見て。青アザ」



「痛々しいね…;;」



ソファーに寝転び、お腹を擦る私を心配してくれる慎吾さん。

受験する大学も決まり、成績も良くて喜んでくれたのに、心配までさせて申し訳ない。



「内出血してたら、お腹は特に大変なのに。慎吾、説得してよ」



「大丈夫だから!」



お姉ちゃんはやたら私を病院へ連れて行こうとしてるけど、何とか元気さをアピール。