でも、私の気持ちをわかってくれたのか、新太が加菜恵を止めた。



「心から言える日が来るまで、姉ちゃんと待ってるから。――先生、お邪魔しました」



「あ、はい;;」



新太が真夜ちゃんを連れて、教室を出て行き。

倉元は加菜恵を宥める。

新太を見送った先生は、私に謝って、古森さんとその友達を職位室へと連れ出した。

私たち4人も、ここにずっとは居れない為、場所を変える事に。