キミと一緒に。【完】

その瞬間、画面にはうっすらと白い顔が映し出された。

普通なら見落とすであろう、一瞬のヒトコマ。

フィクションなのに、本物の…幽霊?



「「キャーー…ッ!!」」



「うぎゃぁー!!;;」



藍那さんと真夜ちゃんは仕方ないとして。

倉元は、男でしょ。

しかも、倉元の声が一番、怖いと思う。

通常再生されたけど、真夜ちゃんは半泣きで新太から離れて、私の元へ匍匐前進で助けを求めに来た。