キミと一緒に。【完】

藍那さんと真夜ちゃんが、各々の彼氏に抱き着きながら見てる中、加菜恵は倉元に抱き着かれてる。

ビビってない3人は、子供のような表情で見いってる。

宝箱が開くのを、今か今かと待つように。



「あ…。先生、巻き戻し!」



「は?」



「良いから!」



主人公が、暗がりの部屋を歩いてただけなのに、加菜恵は何故か巻き戻しを要求。

首を傾げながら、兄貴は巻き戻しをすれば、「ストップ」と叫ばれてる。