「先輩の天ぷら美味しいです!」



「そう?真夜ちゃん若いんだから、たくさん食べて!」



「一才しか変わんないじゃん。
しかも、俺も真夜と同い年」



「だから何」



「何でもありません;;」



新太を騙せて、黙々と食べる私に、由斗や加菜恵が話し掛けて来てたけど、何にも聞いてなかった。

いつもは大皿に盛らないから、自分の食欲は今一わかってなかったけど、案外、食べる方かも知れない。