「良いですか?」



「良いわよ。今更、許可なんていらないじゃない!」



「でも由斗!花音ちゃんの部屋では寝るなよ?嫁入り前の、室岡家の大切なお嬢さんなんだからな」



「「……;;」」



…もう既に、息子さん泊まってますよ;;

しかも、みんな揃って……恥ずかしい事を;;

咳払いをしながら、由斗を見ると、隣に居た新太に、ニヤリと笑われた――…。