キミと一緒に。【完】

「花音――っ!!」



「姉ちゃんッ!!」



由斗と新太が、目を見開いて私を見てる。

由斗のお父さんが、「下手に近付くな」と、2人を止めてる。

…来たら、私は死ぬんだ…。

絶望が心に押し寄せて来た時、服の裾が捲り上げられ、デニムのホックが外され、上下とも下着が丸見えにされた。



「てめぇ…!」



「止めて…っ…!」



「よく聞いとけ。花音の全ては俺のモノ。わかったかッ!!」



――このまま、殺してよ。