…私…、寝てた…?

今までの寝不足が解消されたのか、パッと目が覚めるも、身体がスッキリして居た。

起き上がり、服を着てる事に安堵するも、隣に由斗が居ない。



「…由斗…?」



無駄に挙動不審になりながら、部屋を出ると、リビングから笑い声が。



「あぁ、君が花音ちゃんかな?」



ソファーに背を預けながらも、まだスーツ姿のダンディーなおじさん。