いつまでもファミレスで泣き続けるわけにも行かず、涙を拭き、ケーキでも頼もうという事になった。



「室岡は、チョコケーキが好きだったよな!」



「……抹茶です」



「知ってるよ!」



…嘘だな、絶対。

この適当さが時々、親友を止めたくなる部分。

でも、切っても切れないのか、やっぱり親友ってやつ。



「新太君…眩しいね、君は」



「先輩にオーラがないんでしょ」



…謝れ!;;

先輩だと思うなら、謝るんだ!;;