叫ぶ度にお腹を殴られ、私の身体を触り、舐め回すこの男は悪魔。

それ以上だ。



「…よ…しとっ……由斗っ!
兄貴…新太ぁ゛ー…!!」



死にたい位の現実。

由斗に抱かれた場所に居ても、どんな風に抱かれたのか。

快感に溺れたのか、わからない。



「また会った時は、パパをちゃんと癒すんだよ?花音」



「……」



地獄は二度も、見たくないよ。