辺りを見渡し、誰も見てなかった事を願いながら家に入ると、兄貴も新太も居ない。
「あの、みんなは…?」
リビングに居たのは、良太郎さん1人だけだった。
入籍は秋らしいけど、たまに泊まりに来る良太郎さん。
しかし、2人になるのは初めてで馴れない。
本人には、名前すら呼べない。
「新太君と竜也君は、彼女とデートらしいよ」
「そうですか…」
…居てよ、どっちかでも…。
「あの、みんなは…?」
リビングに居たのは、良太郎さん1人だけだった。
入籍は秋らしいけど、たまに泊まりに来る良太郎さん。
しかし、2人になるのは初めてで馴れない。
本人には、名前すら呼べない。
「新太君と竜也君は、彼女とデートらしいよ」
「そうですか…」
…居てよ、どっちかでも…。

