「ごめんね、騒がしくて」



「楽しかったし、気にしてないけど」



リビングから持ち出した缶のサイダーの2本のうち1本を由斗に渡しながら、ベットに腰掛ける。

…あ…っ。

そこで、気が付いてしまった。

由斗と密室で2人きりになったのは、いつ以来?

私が自覚してから、あったっけ…?

1人、妄想と現実に落ち着かなくなる。

これって私…どうなるの?