「のんちゃん、俺たちお母さんの許可を貰えたら、結婚しようと思うんだ」



「それでね、長女として、最低でも竜也が結婚するまで同居を考えてる」



「2人とも…っ」



「俺たちが、この家を守れるように、頑張るから。のんちゃんには、自分の時間も大切にして欲しい」



「…っ…」



お姉ちゃんと慎吾さんの言葉に、涙が溢れた。

家族を大切にして。

支えて守らないといけないと思い、肩に力が入ってたのが、楽になった。