キミと一緒に。【完】

完全に倉元に振り回されたけど、楽しい1日だった。



「じゃあね!」



「花音、次は2人で遊ぼうね!」



帰りは加菜恵ん家の最寄り駅で、倉元とも別れた。

倉元は私と由斗と同じ駅だけど、加菜恵を送って行くみたい。



「まだ時間あるか?」



一駅先の、地元の駅に到着し、改札口を出ると由斗に止められた。



「うん。大丈夫だけど」



今日は兄貴が、ご飯を作ってくれるらしく、ゆっくり出来る。