キミと一緒に。【完】

「……え?こんなもんなの?」



降り口は浅瀬で、転覆はなし。

下で待ち構えてたスタッフの人に手を借りて、地に足を着ける。

さっきの恐怖感はなんだったのか。

ある意味、不完全燃焼。



「俺ら安定感あり過ぎだな!」



「去年、倒れたもんな」



倉元と由斗の会話。

どうやら、倒れる事もあるらしい。

…倒れなくて良かった;;

ホッとしたのもつかぬま、また他のスライダーへ。