サングラスをしてても眩しい太陽を見ないように、スライダーの上を見上げる。



「お姉さん!」



「……」



「お姉さん、シカトは酷いなー」



しかし、ナンパ男に遭遇。

加菜恵とシカトするも、肩に腕を回された。

水着だけで、肌にベタベタした手が直接、触れてる為、気分が悪い。



「私たち、彼氏を待ってるの。
触らないでくれる?キモいから」



加菜恵がそう言って、振り払う姿を見て、私も無言で腕を退けた。