キミと一緒に。【完】




「花音、凄かったな。才能あったんじゃないか?」



「嬉しいような、嬉しくないような…;;」



お昼になり、私たちは開放されたエアコンのある図書室で、昼食タイム。

兄貴や加菜恵、倉元。

私たち5人で食べれるように、重箱に詰めて来たお弁当。

床に広げ、投球についてもお弁当に対しても褒めてくれる由斗。

恥ずかしく、シカトしながら取り分けて行く。