2年前、王龍は黒炎と闘っていた。 黒炎は薬に手を出す卑怯な族で、 敵を倒す為なら手段は選ばなかった。 人数は黒炎の方が多かったけど、 圧倒的に王龍の方が強かった。 私が下っ端を相手している時、 天馬歩は私に銃を向けた。 ──バン" 気付いた時には遅かった…… 私を庇って、 王龍の幹部、萩が撃たれた。 萩の腹から大量の血…… すぐに病院に搬送されたが、萩は息をひきとった 2年前の悪夢が頭から離れないんだ………