そう言って笑う弘に 私もⅤサインを作って コートの中に入った モヤモヤしてることは、 今なくなった あとは・・・ 雅弥との約束を守るために 頑張りましょうか! ベンチに座っている梓に声をかける 「あ・ず・さー」 「何?」 「私、絶対勝つから 覚悟しぃや?」 指で梓を指し、 撃つ真似をする 「・・・それ、反応しにくいけど」 「とりあえず、3ポイント1つ、 フリースロー2つ、レイアップ2つ。 確実に入れさせてもらいますね?」 バスケ部員に向かって 小さく微笑む